■ 勉強専用メガネとは? 普段、メガネかコンタクトレンズを使用されている学生の割合は年々増加傾向にあります。 近視の方は遠くの景色、普段の生活、学校で黒板を見る時にメガネが必要です。 しかし、家に帰って机に向かう時はどうされていますか? @ 机に向かう時は、はずしても、そこそこ見えるのでメガネ、コンタクトはしない。 A 机に向かう時もメガネ(コンタクトレンズ)をかけている。 @の方はあまり問題ありませんが・・・。 Aの方は眼の「疲労」「集中できない」を招いている場合があります。 では、メガネをかけた状態でモノを見る時、どのような変化が眼内で 起こっているのでしょうか・・・。 近視のメガネ(コンタクトレンズ)をかけた 時の眼内を示しています。 焦点が網膜上に結ばれ、遠方がよく見えて いる様子です。 毛様体筋に負担はかかっていませんので 眼にとっては楽な状態です。 ※毛様体筋とは?・・・水晶体を操作して焦点を合わせる筋肉 ノートを見ます。見る対象物が近づくので 焦点が網膜上を越してしまいました。 これではぼやけてしまいます。 そこで毛様体筋が水晶体を膨らませて、 焦点を網膜上にもってきます。 毛様体筋は必死で働いています。 この状態が続くと毛様体筋が疲れてきます。 遠方がよく見えるメガネやコンタクトレンズ をかけて近くを見続けることは、眼を疲れさ せる最大の原因となっているのです。 ・勉強専用メガネの特徴は?(2つあります。) 左図はメガネの度数を変更。毛様体筋の働き が少なくても網膜上に焦点があります。 このくらいなら毛様体筋は比較的楽な状態と なります。 「勉強専用メガネ」はほぼこれに近い状態で 机に向かえるように度数補正をします。 遠方を見る視力は落ちますが眼への負担を軽減することができるのです。 さらに「勉強専用メガネ」はもうひとつ大きな効果をもっています。 「最適な両眼視」を実現することです。 @は机に向かってノートを見る時の視線を示して います。あたりまえのことで普通はこうなります。 「勉強専用メガネ」ではもう一歩踏み込んで 視線を操作する ことでより楽な状態を実現させているのです。 一例として Aは@と比べ視線に変化がでています。@では 左右の眼の軸(眼軸)を内側へ寄せています。 眼球を動かす「眼筋」がこの動作を司っています。 実はその方の眼の特性にもよりますが、この寄せる 「力」を持続する(眼筋を使い続ける)ことが 「眼筋」に負担を強いることがあるのです。 これらは意外に知られていません。 「勉強専用メガネ」はAのように特殊なレンズを 用いて楽な視線でありながら、対象物にキチンと 視線を集中させることができるのです。 「勉強専用メガネ」は先ほどの「最適度数」設定と「最適両眼視」の2つの機能を 持たせることで勉強そのものへの「集中力」を最大限引き出すことができるのです。 さあ、これで成績アップ! カモ ほかにも長時間の近業作業(刺繍、裁縫)(工作)(精密機器製作)などにもこの機能を 持ったメガネが効果を発揮します。 |