「加工・調整」 |
・2018 高性能切削機の導入 レンズを削りフレームに合わせる機器も新しくなりました。ニデック社の高性能マシンの 「ME1200」です。高価なため兵庫県でも導入店舗は少ないのですが、加工精度の高さが 特筆ものです。この機能を活用してふちなしフレームなどの穴あけ工程、溝堀工程なども 精度の高い仕上げが可能となり、緩みにくい、ぐらつかないなど 安定したメガネをご提供できるのです。 また、むつかしいメガネの作製、加工、調整などもご依頼 ください。品物を見ないとわかりませんが、どんどんご相談 ください。「やってみます!」 |
・薄型レンズをより薄く見せる! |
各メーカーから厚みを抑えたレンズが販売されております。屈折率を高めると同じ度数の レンズでも厚みが減少してスマートに仕上がります。が、これだけでは工夫が足りません! たかはしのレンズ加工(とくに近視用のマイナスレンズ)は薄くなったレンズにさらに手を加え、 より薄く見せる工程を追加しております。 |
レンズ厚をわかりやすくカットしました。 ごらんのとおり分厚いレンズです。 一般にはレンズカットマシンから出来上がったレンズのフチを少し 面取りを施しフレームに入れます。通常はこれで終了です。 |
ここからが、たかはし独自の加工工程です。厚みが目立つ部分を 特有のアールをつけながらやや深く研磨してゆきます。 これだけでもかなり薄く見せることができます。 次はいよいよフィニッシュ! |
このままでは研磨面が白く反射して余計に厚く目立ちます。 そこで研磨面をさらに研磨!非常に手間のかかる工程です。 透明感も加わり、最初から比べると格段の違いです。 実物ならなおさらです。ここまですべて手作業です。 「見えないところにも力を入れる」のがたかはし流です。 |
・切れにくい材料に付け替えます フレームの下半分が無い「ナイロールタイプ」があります。 ナイロン糸でレンズを留めています。 このナイロンはメーカー出荷時についていますが、昔からよく 切れました。 そこで、たかはしではすべてのナイロン糸を特殊な経年変化に強いタイプに替えてから お渡ししております。 |